復元遺跡は本物にはなれない
2009年 04月 10日
歴史、遺跡を積極的に見に行かない私にとっては、どれも初めて見るものばかりで被写体としても大変興味深いものでした。
ムアン・ボラーンをほぼ一周して入り口近くに戻ってくると、以前私が行ったことがある遺跡がありました。
アユタヤ北部のロッブリーにある有名な遺跡プラ・プラーン・サーム・ヨートです。
以前このブログにも載せたことがありますが、猿がたくさんいる遺跡でした。
確かにこのとうもろこしが3本建っているような遺跡、プラ・プラーン・サーム・ヨートなのですが、以前私が見た印象と何か雰囲気が違うんです。
これは大きさが本物と比べて小ぶりなのですが、大きさの問題ではありません。
深さがない、表面だけ取り繕った感じ。
本物を見たことがあるから感じるのかもしれませんが、これはインチキという雰囲気が立ち込めているような気がするのです。
まあ、逆に考えればよくここまで作った物だと言えるのかもしれませんが、私はこれを見たとたんに、ムアン・ボラーンでたくさんの遺跡を見て楽しんできた気分がいっぺんで醒めてしまいました。
以前行った、プラ・プラーン・サーム・ヨートの写真をもう一度見てみましょう。
ここが以前載せたブログの記事です。
やはり本物と偽者は風格が違います。
けしてムアン・ボラーンを否定するつもりはありません。
ここはこれで大変楽しい場所です。
しかしはっきりといえることは、ここの遺跡は偽物、レプリカでしかないということ。
日本の復元された城を見物するのと同じようなものです。
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by travel-arrange | 2009-04-10 21:20 | ムアン・ボラーン | Comments(0)