カフェ・ローン(タイ風コーヒー)のウンチク
2009年 07月 26日
まあ、グラスにNESCAFEと書いてあるので想像はつくと思いますが。
タイで必ず最低一回は試してみたくなるカフェ・ローン。カフェはコーヒー、ローンはホットです。
訳せはホットコーヒー。
でも、ご存知の方はグラスや雰囲気が街のカフェ屋台と比べてきれい過ぎると思いませんか。
ここはウドンタニーの最高級クラスのホテルのロビーなんです。
(ただ最高級といってもウドンタニーでは、という注釈をつけなければいけませんが)
外国人にカフェ屋台の雰囲気を味わってもらうために出してあるようです。
気が利いてる!
まずグラスの底にコンデンスミルクをたっぷりいれ(底から1cm-2cmの量が適量です)
香りを極限まで出し切った煮出しコーヒーを注ぎます。
そして最後に更にエバミルクを入れます。
カフェ・ローンはこれで出来上がり。
アイスコーヒーにする場合は、底のコンデンスミルクをスプーンでかき混ぜてから、氷がたくさん入ったポリ袋、又は大きなカップにそのコーヒーを注ぎます。
タイのカフェーは日本のホットコーヒーとはまったく別な飲み物と思ったほうがいいでしょう。
それは同じ名前なのに全然違う味であるラーメン屋のラーメンとインスタントのチキンラーメンほどの違いです。
高級なところはこうして煮出しコーヒーを使いますが、ネスカフェを使ってもいいようです。
そのへんの細かいところにこだわってはいけません。
さてこんな高級ホテルでカフェ・ローンを飲んではいけないですね。
街に出ればカフェ屋台はどこにでもありますから。
今日はウドンタニーの市場に出てカフェ・ローンの実践です。
↑これが正しい、カフェ・ローンの提供の仕方ですよ。
コンデンスミルクたっぷりの透明グラスに苦みばしったカフェ。それにかき混ぜ用のスプーンがつきます。
甘さはお好みでこのスプーンを使って底のコンデンスミルクをどれだけ混ぜるかで調整します。
もう一つ大事なのは、お茶が一緒に出てくることです。
甘いカフェの口直しに、色つきお湯のようなお茶をいただく。
もちろんこのお茶は無料です。日本の喫茶店で座ったら出てくる水のようなものですね。
コンデンスミルクとエバミルクはメーカーによって味が違うので、この缶詰のブランド名で屋台を選ぶのもいいでしょう。
ところで、コンデンスミルクと、エバミルクの違いご存知ですか?
私も今調べてわかったんですが、コンデンスミルクは加糖練乳で、エバミルクは無糖練乳なんだそうです。
そしてコンデンスミルクの方が牛乳の濃縮率が高いので粘度も高いということです。
但し、もともとは牛乳を煮詰めて缶詰にしたものだったようですがメーカーによって製法が異なるものの、最近はどれも植物性油脂やカゼインなどを混ぜているようですよ。
ですからメーカーによって味が違うんですね。
おそらくタイは世界一一人当たりのコンデンスミルクの消費量が多い国ではないでしょうか。
うんちくついでに、缶詰消費日本一の県は沖縄県。
沖縄ではスパムのような豚肉缶詰をよく食べるんですね。
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by travel-arrange | 2009-07-26 20:52 | タイ・ウドンタニにて | Comments(4)
ポークたまご、結構好きですね。
ぼんくらはコンデンスミルクのチューブをちゅうちゅうやっては
息子たちにひんしゅくを買うほど好きなので、日本でも
飲んでますよ、カフェ・ローン♪♪♪ これが肥満の原因か!?
豚肉缶詰という表現がよくなかったかな。
私もポーク缶と言いたかったんですよ。
スパムは塩味が結構強かったので、減塩品も最近はありますが、減塩品でもけっこうしょっぱい。
だけど私も好きです。