夢のカラクリ ♪ 名古屋の秋
2012年 10月 16日
実に雰囲気がいいんです。
地域の人たちが自主的に伝統を受け継いでいるのですが、観客は多からず少なからず。
商業的な雰囲気は一切せず。
警備もゆるくて危険な山車を回すところも、ロープなど張っておらずにぎりぎりのところまで近づけます。
この近所のローカルなお祭りなのですが、山車は立派なもので素人の手作りのようなものではありません。
お囃子を奏でる子供たちは月に欠かさず二回練習を続けているそうです。
最近田舎ほど、古くからの商店街はシャッター商店街となり、車でしか行けない近郊のショッピングセンターは日本全国同じようなつまらないチェーン店ばかり。
それに引き替え、ここ名古屋のローカルさは、今や本当の都会のように思えます。
さてこの山車、それぞれにカラクリ人形が乗っているんです。
近くの地元のおじさんが話していました。
「昔、子供のころはこのカラクリ人形が怖かったんだよなあ」
暗い中で提灯に白く照らされたこの人形は確かに子どもにとってはおねしょをしてしまいそうな怖さかもしれません。
この人形は唐子の采振人形。つるつるの白い肌をした人形ですが、光の影のせいでうつむいたり、横を向いたりすると表情が変わるような気がします。
左奥が更科姫(鬼女)、右側がサンピン(従者)だと思います。
大将人形の平維盛はおそらくこの奥で、写真を撮ることができませんでした。
どんなお話を演じているのかわかりませんが、更科姫が突然般若のお面をかぶって鬼女に変わります。
そしてサンピンが逃げ回るのでした。
サンピン、最初から泣きそうな顔でしたからね。
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by travel-arrange | 2012-10-16 22:35 | 名古屋 | Comments(2)
確かにシャッター通りは気になりますね・・・
活気のある商店街を見ると嬉しくなります。