バンコクの街角の艶めかしい像
2013年 06月 12日
この角度からの女性の姿、美しい。
なんて俗なことを考えていて撮った写真なのですが、ところでこの像いったい誰なんだろう。
そう思ってよく見てみると、胸ばかりに目が行っていたけど、腕をあげているのはどうやら髪を持ち上げているような感じです。
髪を持ち上げる?!
ああそうだ!ラオスのビエンチャンにありました。以前のブログの写真を引っ張り出してきましょう。
こちらには艶めかしさはみじんもありませんが。
調べてみるとこの方、ヒンズー教の大地の女神ナーン・トラニー(タイ語ではプラ・メー・トラニー )でした。
仏像ではありません。
(タイ語のプラは水、メーは母、すなわち水の母トラニーさんということではないかと推測します)
なぜヒンズー教の神様が仏教国のラオスやタイにこれほど多くいらっしゃるのか。
それは、修業中の釈迦が悪魔マーラの軍団に襲われたとき、地中から現れた大地の女神ナーン・トラニーが水に濡れた長い髪の毛を絞って大洪水を起こし、悪魔を溺れさせたからなんだそうです。
ヒンズー教の神が仏陀を助けたというのも、おかしな話ではありますが。
そのため仏教徒から厚い信仰を寄せられていてプラ・メー・トラニーはバンコク市水道局のシンボルマークにも使われているのだそうです。
こんど行ったとき水道局のマーク見つけてみよう。
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by travel-arrange | 2013-06-12 05:25 | バンコクの風景 | Comments(6)
この像エカマイ駅でみました~
水の女神さまですよね
あー行きたいな
もう、ミャンマーとラオスではいやになるほど見かけました。
バンコクのものは、造形美みたいなものが感じられ、いかにも職人が作ったような気がします。
知ってたのはピッカネー(ガネーシャ)くらいですが・・・タイにあるヒンズー神を調べたら楽しそうですね(^^ゞ