旅は道連れ、持ち込み荷物も旅の友
2015年 02月 03日
せっかく飛行機に乗ってはるばる来たんだからもっと観光地に行けばいいと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、この環状線、他の国では経験できないことがたくさん起こります。
ゆっくり走ってたくさんの駅に停まりますが、それぞれの駅から乗ってくる人に特徴があって持ち込む荷物が違うんです。
驚いたのがこれ。
最初は何だかわかりませんでしたが、とてつもなく大きい袋がドシドシと運び込まれてきます。
手荷物は一人20Kgみたいなケチなことは言われません。
一人の人がこの馬鹿でかい袋を10袋ぐらい積み込んでくるんです。
でも運んでくる姿を見ると確かに重そうなんですが、それでも一人で持ち込んでくる。
敗れた穴から少し見えてわかりました。この袋の中には使用済みのポリ袋*のようなものがたくさん詰まっているんです。
いわばプラスチックのリサイクル業者ですね。
こんな大きなもので車内を塞がれても乗客は涼しい顔で嫌な顔をする人は一人もいません。
でも私が困ってしまったのはコレ。
中に野菜が入っているようなんですが、中からポタポタと水が出てきて床を濡らしてしまうんです。
その水が列車が揺れるたびに私に押し寄せてくる。
でも我慢しましょう。
旅は道連れですから。
*友人にポリ袋に関してうるさい人がいて注釈をつけさせていただきます。
よく「ビニール袋」と言うでしょう。あれ、間違いなんです。
ビニールとは塩化ビニル樹脂のこと。昔はあったかもしれませんが、いまどき塩化ビニル製の袋なんてありゃしません。
通常目にするのはポリエチレン製の袋。スーパーのレジにある袋なんてその典型です。
クリーニングが帰ってきたときかぶせられているのはポリプロピレンの袋であることが多いようです。
このポリエチレンとかポリプロピレンで作られた袋がポリ袋。
NHKでも時折ビニール袋と言っていますが、ポリ袋と言わなければいけません。
ちなみに英語ではPlastic bagとひとくくりにして呼ばれていますね。
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by travel-arrange | 2015-02-03 22:02 | ミャンマー ヤンゴン | Comments(4)
ポリ袋のくだり、拡大鏡で拝見しました
大変 勉強になりました
ポリ袋を言い換えるよう普及に努めます
余り関係はないのですが、当節タイの田舎でも、「ビニール(?)製」のコンピュータ印刷の大看板が普及しましたが、タイでは「バイニン看板」と呼んでいるようですが、確かに「ビニール製」なんでしょうかね。
バイニン看板ですか。
バイニンと呼んでいるのは塩化ビニルのビニルは英語でVINYLなのでバイニンなんでしょうね。
タイ人の英語読みは日本人とまたちょっと違う読みなので面白いです。
スクムビット