15×15の答えを暗記している子供
2007年 12月 05日
これはムンバイの観光ルートであるマニ・バヴァン(ガンジー記念館)。ここまではムンバイの中心部から歩いては来れません。
私は海外でこのような名所旧跡、記念館があっても訪れないことが多いのですが、洗濯場に連れて行ってもらったツアーガイドに連れてこられてしまいましたので、一応見学することにしました。
いわゆる偉人を褒め称える記念館などに面白いものは無いと思いましたが、こんな私でも改めてガンジーに関する本を読んでみようかと思えるような興味深いものでした。
私はとてもガンジーについて解説できるような知識は持ち合わせていませんが、私が感じたのはガンジーをここまで有名、神格化した存在にしたのは、彼の持つ通常の人と違った個性であり、その個性は何億人に一人存在するかしないかの特異まれなものではないかということです。たまたま時代が作り上げたのではなくガンジーの個性による必然を強く感じました。
とは言いながら、マニ・バヴァンの外に出ると、小学生の遠足らしい一行に出会い、私はこっちの写真のほうが記念館の見学より興味深かったです。
カメラを向けるピンと立ってポーズをとってくれます。
インド人はだれでも賢そうな顔をしていますが、この子供たちの質素で清潔そうな制服を着て並んでいる姿は賢い子供たちばかりのように見えますね。
余談ですが、最近日本でもインド式の計算術みたいのがはやっていますね。インド人に聞くとインドでは子どものときに九九ではなくて1×1から20×20までを覚えるんだそうです。
そういえば私も大学受験の頃には(私は理系です)11×11=121、12×12=144、13×13=169、14×14=196、15×15=225、16×16=256の6つは覚えていました。これだけでも受験の時には相当便利でした。
日本の九九は覚える個数は81
インドの九九(20×20)では覚える個数は400
確かに多いですが子どものときに一回覚えてしまえば一生ものですから、できる子には覚えさせてしまえばいいのではないかと強く思います。
どうせ文部科学省が九九を変えることに踏み切るはずは無いでしょう。
ですから逆にチャンスで今小学校低学年のお子さんをお持ちの方は、これだけでも自分の子供に覚えさせれば相当差をつけられること間違いなしです。
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by travel-arrange | 2007-12-05 21:18 | インド・ムンバイにて | Comments(0)