火災にあっても絵は残す
2012年 01月 29日
一見橋の屋根にはコケがついて古そうに見えますが、再建されたものなんですね。
火事は1993年8月17日の夜のことだったそうです。
8月といえばルツェルンは夏の音楽祭の季節、たくさんの観光客が来ていて大変だったことでしょう。
そういえばその頃そんなニュース聞いた記憶がうっすらとあります。
このカペル橋には、たくさんの宗教画が飾ってありました。
これは複製ではなくて焼け残ったものだと思われます。
というのも、焼けて炭になってしまった絵も飾ってありましたから。
このように無残な姿になってしまっています。
日本でしたら、こんなことがあると橋を立ち入り禁止にするとか、絵は別に美術館を作ってそこに飾るとかしそうですよね。
しかしこの橋にこの絵がかかっていることに意味があるのであって、ただ保存をすればよいわけではないはずです。
もし日本でこういう火災事故があって、そのままもとのように飾れば、わかった口を利くマスコミや評論家たちが、何か対策を講じるべきだなどと言ってこのようにはならないはずです。
こういう反省好きな、エキセントリックな日本人は私は大嫌いなのです。
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再来週、また病院に検査入院です。
その入院の前にシンチグラフィという検査をしておかなければなりません。
これは、体内に投与した放射性同位体から放出される放射線を検出し、その分布を画像化するのだそうです。
あさってその放射性同位体を注射されるのですが、その前に原発事故で有名になったヨウ化カリウム剤を服用します。
それがこれ。
なぜヨウ化カリウムを服用するかというと・・・
動物の甲状腺は、甲状腺ホルモンを合成する際にヨウ素を必要とするため、原子力災害時等の放射性ヨウ素を吸入した場合は、気管支や肺または、咽頭部を経て消化管から吸収され、その10~30%程度が24時間以内に甲状腺に有機化された形で蓄積される。放射性ヨウ素はβ崩壊により内部被曝を起こしやすく、甲状腺癌、甲状腺機能低下症等の晩発的な障害のリスクが高まる[1]。そのため、非放射性ヨウ素製剤である本剤を予防的に内服して甲状腺内のヨウ素を安定同位体で満たし、以後のヨウ素の取り込みを阻害することで放射線障害の予防が可能である。
by travel-arrange | 2012-01-29 22:35 | スイス | Comments(0)