東南アジアで有名な「の」
2008年 08月 12日
下の写真の箱入りの商品「シアのクリド 瞬間接着剤」、漢字で書いてありますから、これが何か日本人でもすぐわかります。
しかしこれは絶対日本製ではないと思いますよ。
なぜかというと商品名に「の」がついているからなんです。
瞬間接着剤の成分はシアノアクリレートというものです。この成分名と東南アジア人が日本語だと認識できる「の」をくっつけた商品名なんだと思います。
カタカナとひらがなと漢字だけではタイ人にはわかりませんが「の」という字から高品質の日本製だということをなんとなくイメージさせる作戦のようです。
なぜ東南アジア人にひらがなの「の」だけが馴染みがあるのか、なぜ「の」に日本を感じるのか。
その答えはこれです!
東南アジアに味の素が普及していったとき、同時にこの味の素のマークが覚えられたのでしょう。今や味の素の普及率はすごいです。タイでもほとんどの料理に入っているのではないでしょうか。
「味」が読めなくても、「素」が読めなくても、「の」は単純なのでアジアの人たちも覚えやすかったんでしょうね。こうして「の」の字だけがあちらこちらで使われるようになったんです。
アジア中に「の」の字を広めた味の素さんの功績は大きいです。
タイ人が「の」の字はかわいい、と言っていました。
道に勝手に張り出ている少し薄暗いテントの中に入ると、そこはLED屋さんでした。
日本にある汎用的な電子部品は何でも揃いそうです。
リモコンも各種取り揃えておりマース。
これらは中古品でしょうね。
それにしてもどこにもインド人街が見当たりません。
確かにここはパフラットに違いないのに。
TANON PHAHURAT (パフラット通り)
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by travel-arrange | 2008-08-12 10:01 | バンコクの市場 | Comments(2)