路地裏のメコンで写真の練習
2008年 09月 01日
写真の撮り方に関するものをいろいろ読むと、光の向きをよく考えなくてはいけないと書いてあります。ですから日中よりも明け方、夕方の方が光が斜めになっていいとのことです。
例えばこれがバンコクの夕方5時半の順光
これを逆光で撮るとこのようになります。
逆光で撮ると強く陰影が付いて面白いですね。
もう一度順光で、
少し角度を変えて撮ると、
この違いも面白いです。
ファインダーを見るだけではわかりにくいのですが、ちょっとした角度の違いでこれだけ違います。
写真の上手な方は光の向きだけで、撮らなくてもどのような写真になるのかイメージがわくのでしょうね。
このお米は、お店の中にあるので光が直接当たっていません。
しかし袋の一部が明るく見えるのは、外から反射してきた光があるからです。
これもファインダーを覗いているときは気がつきませんでした。
ここの路地はもう全体が日陰になっています。南京豆に露出を合わせたので売り子のおじさんの顔は真っ黒になってしまいました。
まさにこういうときは、自分が何を撮りたいのか考えなくてはいけないのです。
今度は南京豆を撮りたい、と思った写真です。
撮影に関して私はだいたい露出優先モードにして、露出補正を+1から-1の範囲でするのですが、他にも調整できることがたくさんあって、きりが無いくらい奥が深いと思います。
まだ夕方6時前ですが、路地裏ででおじさんが一人で一杯やっていました。
安酒で有名なタイウイスキーもこうして見ると、なかなか美味しそうです。(タイトルにはメコンと書きましたが、このウィスキーのブランドはメコンではないですね)
横長の写真以外は、このブログのサイズに合わせるためほとんどトリミングしています。
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by travel-arrange | 2008-09-01 21:36 | バンコクの風景 | Comments(6)
いろいろと勉強になりました。
タイウイスキーも美味しそうに撮れてます。
トリミング無しのほうがいい感じです。
さて、蛇印(ター・ングー)の米袋(劉良記)はチェンライでもっとも大きな精米所のものです。チェンライは農業が経済基盤ですので、商工会議所の2代前の会頭がこの蛇印のオーナー、前会頭は農機具屋、現在はキッチン用品と仏具屋です。
ター・ングーさん(50歳代)は道楽で一時日本語学校に通っていました。
写真は「光」ち「影」なんですね。
この米屋さんはトンローだったのですが、蛇印はチェンライから来ていたんですね。
日本でも東京で、九州のお米も北海道のお米も買うことが出来ますが、タイでも一緒のことなんですね。
タイでもコシヒカリやササニシキのようなブランド米や、精米所によるブランドがあるのでしょうかねえ。
スクムビット