一人旅でちょっと寂しいのは夕食です。
如何に珍しいものが食べられても、現地ならではの安くて美味しいものがあったとしても、一人で食べるのは寂しいもの。
逆に珍しいものであればあるほど、一緒に来た人と”日本語で”「おししいねえ」「やはり日本のほうがうまいねえ」などと会話をしながら食べたいと思います。
ですから現地の食事を一通り試した後は、多少お金がかかろうとも、慣れた日本食を気のむくままに食べることにしています。
(その点バンコクは日本ラーメン屋さんが多くていいですね)
日本食ですと、メニューを見てどれくらい辛いかなんて考えなくてもいいですからね。
地球の歩き方を見て見つけた、ソバ屋に行きます。
ホテル・サンセットビューの中にある、ヒマラヤそば処。
ホテルの名前から推測すれば、そばを食べながらサンセットの写真が撮れるかもしれません。

ホテルの広い敷地の中にあるテラスのよな所にそのそば処はありました。
ここちょっとザル蕎麦でも、と寄ってみるような雰囲気ではありません。
そばを食べるぞー、と3日前から考えて来るようなところ、例えば日本で夕飯時になって、「今日はフランス料理でも食べに行くか」と言われると「えー、フランス料理?」と言い返すようなものです。

予想通り、ホテル・サンセットビューはカトマンズ盆地が一望できる高台にあって、日の入りが見られそうです。

頼んだのは、日本人お得意の「まずは、ビール」と冷奴。
豆腐もここで作っているそうですよ。
ビールは現地銘柄にしたら、エベレストビールというのが出てきました。
突き出しの揚げ蕎麦をポリポリ食べながら、日の入りを待ちます。

ウェイターに話を聞くと、このホテル日本人の女性がオーナーなんだそうです。
どうりで、庭に何か日本的な繊細さを感じました。
こんなところのこんな大きなホテルを買ってしまうなんて、日本人もなかなかやりますね。

蕎麦が出てきました。
以前は日本人の料理人がいたそうですが、いま蕎麦を打って作っているのは全員ネパール人。
蕎麦の盛り方は、日本の田舎の蕎麦屋のように豪快です。
うまい!予想通りでした。

涼しい夕暮れにネパールで蕎麦食ってしあわせ。
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